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まちづくり つらつら草

まちづくりに係わるさまざまな話題を“つらつら”と勝手気ままに発信します。

いろは横丁シリーズ/#3 まちの駅編

前回までは、いろは横丁の歴史や私がまちづくりに係わるようになったイキサツについてお話してきました。今回は、まちづくり活動の拠点になっていた「まちの駅」について、お話したいと思います。

 

いろは横丁の名物おやじKさんの"良い加減"な一言をキッカケに始まったまちづくり活動は、2006年10月にいろは横丁に活動のネジロとなる「まちの駅」を開設することからはじまりました。

 

IMG_1671.JPG幸いにも、元東北工業大学建築学科の佐藤先生のデザインによるジャンクアートなコマは残っていましたので、これを仲間達の手を借りて、暫定「まちの駅」仕様に換装し、とりあえず、1階は「まちの駅」、2階は事務所としました。

左の写真は、「まちの駅」でのアンテナショップの様子です。看板は発光ダイオードによるあの有名なピカボードです。

 

このように「まちの駅」は、いろは横丁の方々の勉強会やベガルタ仙台のアウェイの試合の応援など、さまざまな使い方を試みる実験空間として活用していたのでした。でも冬はサムカッタデス!なにしろ、元々は魚屋さんで断熱材は一切なし、2階は後で乗せたように床が方流れ屋根のように傾いているんですから!

 

ちなみに「まちの駅」とは、「地域住民や来訪者が求める地域情報を提供する機能を備え、人と人の出会いと交流を促進する空間施設、まちづくりの拠点となり、まちとまちをつなぐ役割を持つものです」と定義されているようですが、当時は定義もなく、ただみなさんに気軽に立ち寄ってもらえればと考え、名づけたのでした!

 

こうして、さまざまな方々に支えられながら、まちづくりを活性化させる際によく言われる「ヨソモノ」、「ワカモノ※若くはないので当てはまりませんが」、「バカモノ」を地でいく活動はスタートしたのでした!!

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

この記事を書いた人

高橋 雄志(まちづくり研究所株式会社)

技術士(都市及び地方計画/総合技術監理部門、建設部門)
東北工業大学工学部環境情報工学科兼任講師
NPO法人まちづくりcom事務局長
仙台市まちづくり専門家
まちづくり&ファシリテーション スペシャリスト
「壱弐参(いろは)横丁」の活性化や「なとりりんくうタウン美田園」のまちづくり
など調査、計画から合意形成、実行までの具体的なまちづくり活動を実践 

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