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まちづくり つらつら草

まちづくりに係わるさまざまな話題を“つらつら”と勝手気ままに発信します。

いろは横丁シリーズ/#2 イキサツ編

21.JPG今回は、いろは横丁のまちづくりに係わるようになったイキサツについてお話してみたいと思います。

 

 

今を去ること4年前、東北都市学会のセミナーで、いろは横丁の名物オヤジKさんに「うちんとこのコマが空いてっからや、なんか考えてみだらいいっちゃ」の軽いノリの一言がキッカケでした。

 

その頃のいろは横丁は、高度経済成長期の繁栄を経て、建物や施設の老朽化、経営者の高齢化、災害などのリスク増大、若者の認知不足、中心市街地の活力低下などにより集客力の落ち込みに悩んでいました。

 

さらに、度重なる再開発の話しに翻弄され、組合員同士で賛成派と反対派に別れ、疑心暗鬼になるなど、本来のいろは横丁の商業施設としての活力やモチベーションが失われ、空き店舗が増えるなどの悪循環に陥り、シャッター通りと化していたんです。

 

 

  

前某首長さんも「こんなあぶなくて、汚いところは、民間の大手デベロッパーに開発してもらって、早く壊して、再開発ビルにすべきだ」と言っていたとかいないとか・・・。

 

仙台って、なぜかスクラップ&ビルドが好きな土地柄なんですよね。古いモノはなんでも壊したがる・・・。今の仙台の発展を支える一つの要因ではあるとは思いますが。

 

 

しかし、私には"いろは横丁"が、とんでもない魅力的な空間に見えたんです!これが!!

 

 

この名物おやじKさんの一言がなければ、いろは横丁のまちづくりに係わることは多分なかったと思います。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

高橋 雄志(まちづくり研究所株式会社)

技術士(都市及び地方計画/総合技術監理部門、建設部門)
東北工業大学工学部環境情報工学科兼任講師
NPO法人まちづくりcom事務局長
仙台市まちづくり専門家
まちづくり&ファシリテーション スペシャリスト
「壱弐参(いろは)横丁」の活性化や「なとりりんくうタウン美田園」のまちづくり
など調査、計画から合意形成、実行までの具体的なまちづくり活動を実践 

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