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建築と四季

建築に関することや四季折々の情報を紹介します。

2010年3月のアーカイブ

もうすぐ4月。あと半月もすれば花見の時期となりますが、今、蔵王町周辺は梅の花が満開で見ごろとなっています。

花見と言えば桜ですが、昔(奈良時代以前)は、花と言えばむしろ「梅」をさすことが多かった様です。

花とともに気温も上昇し、水道の凍結の心配もなくなり不凍栓の使用も必要なくなってきました。

不凍栓とは、水道の立上り管や横走り管の手前に取り付け、凍結深度より深い地中に排出し、水道の凍結を防止するための器具です。水抜きは、凍る原因となる「水」を水道管からなくす安全・確実な凍結防止方法です。「無い水は凍結しません!!」

通常水抜きハンドルは外部にありますが、建物内で遠隔操作できる水抜きハンドル等もあります。また、ボタンひとつで水抜き・通水操作ができる電動式のものもあり、時計・タイマー機能を標準装備し、セットすれば留守の時や忘れによる凍結を防ぐこともできます。ただし、自動通水の機能は無いようです。

外部水栓では、不凍水栓柱が一般的で上部に水抜きハンドルがついています。また、この水抜きハンドル部分を太陽光発電式による自動点灯・消灯の、ソーラーガーデンライトとすることもできます。(LEDランプ使用)

特殊なものでは、水栓にサーモエレメントを内蔵し周囲温度を感知し、約1.7度で自動開弁し水を流動させることで水道凍結を防ぎ、そして水温が4.5度で自動で閉弁する自動のものもあります。使用温度範囲は。-15度~80度までとなっている様です。

水抜水栓DSCN3995_256x192.jpg

3月6日から二十四節気で啓蟄。冬眠していた虫が穴から出てくる頃。

春のやわらかい陽光が降り注ぐ日が続いたと思ったら、一転白いものがちらつき、次の日の朝は冬に逆もどりということも。

この時期我が家では軒樋がないので,快晴の日でも屋根に積もった雪解け水でシトシトピッチャン!特に北側がひどく一日中シトシトピッチャンもある。そして、夜冷え込むと朝には写真のような、我が家の樹氷が完成。(ツララかな?)

樹氷DSCN3634 (2).JPG廻りに雑木が多く、落ち葉の影響のあるところなので、落ち葉などで落とし口が詰まり軒樋から雨水が溢れることがあると言うので軒樋をつけなかったが、雨水の跳ね返りで建物の足元は汚れるし、屋根の谷部分はちょっと強い雨が降ると滝状態となることも。

今では、落とし口や軒樋に落ち葉がたまったとしても軒樋は絶対つけるべきであったと思っている。まして現在は、雨どい用落ち葉詰まり防止装置なるものも出ているし、軒樋専用融雪アルミパネルヒーターも出ている。

また、軒樋で雨水を集め貯留し、雨水利用のエコも考えられる。利用方法としては、庭木への散水・洗車・防火用水・水洗トイレ・浴槽水等がある。

それにしても今日の雪は大変でした。雪かきをしなければ車がでれない状態で雪かきをし会社に着いたのが10時30分すぎでした。

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