もうすぐ4月。あと半月もすれば花見の時期となりますが、今、蔵王町周辺は梅の花が満開で見ごろとなっています。
花見と言えば桜ですが、昔(奈良時代以前)は、花と言えばむしろ「梅」をさすことが多かった様です。
花とともに気温も上昇し、水道の凍結の心配もなくなり不凍栓の使用も必要なくなってきました。
不凍栓とは、水道の立上り管や横走り管の手前に取り付け、凍結深度より深い地中に排出し、水道の凍結を防止するための器具です。水抜きは、凍る原因となる「水」を水道管からなくす安全・確実な凍結防止方法です。「無い水は凍結しません!!」
通常水抜きハンドルは外部にありますが、建物内で遠隔操作できる水抜きハンドル等もあります。また、ボタンひとつで水抜き・通水操作ができる電動式のものもあり、時計・タイマー機能を標準装備し、セットすれば留守の時や忘れによる凍結を防ぐこともできます。ただし、自動通水の機能は無いようです。
外部水栓では、不凍水栓柱が一般的で上部に水抜きハンドルがついています。また、この水抜きハンドル部分を太陽光発電式による自動点灯・消灯の、ソーラーガーデンライトとすることもできます。(LEDランプ使用)
特殊なものでは、水栓にサーモエレメントを内蔵し周囲温度を感知し、約1.7度で自動開弁し水を流動させることで水道凍結を防ぎ、そして水温が4.5度で自動で閉弁する自動のものもあります。使用温度範囲は。-15度~80度までとなっている様です。