トキの目

ミドルサーティーンの設計者、二児の父、男として、あらゆる事象に 私(トキ)の目を通して、想ったこと、考えたことを綴っていきます。

京都研修旅行 その2 銀閣寺について

FIFAサッカーワールドカップ ブラジル大会の興奮冷めやらぬ、

意外と早起きが得意で血圧高めなエリアマークの土岐です。

いや~、予想以上に良かったですね。

何がって?

銀閣寺ですよ~。

ってな訳で前回からの続きでございます。

シリーズでお送りしている京都研修旅行、第2回は『銀閣寺について』

銀閣寺(慈照寺)とは、室町幕府の将軍 足利義政の山荘であった東山殿のうち、

東求堂と観音殿(銀閣)のみが今に残る。

唯一現存する室町時代の楼閣建築でもある。

園池のほとりに楼閣を浮かべ、西方浄土を表現する構図は金閣を踏襲。

応仁の乱により世は混乱を極めていたが、作庭マニアだった義政はこの庭のため、

都中の名庭から石や銘木を没収するなど過剰なまでの情熱を注いだという。

人通りのガイダンスを耳にし実際に目にした感想は

現存する最古の書院造りである東求堂を目の当たりにし、

畳と床の間に代表される「和風住宅」の源流が

ここから始まったのだなという感慨深さが湧いてきます。

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庭園の枯山水である銀沙羅は月の光を反射するために描かれたという

ストライプ模様が現代的であり、高さ165cmまで盛られた砂山 高月台と並び

モダンアートの装いを帯びて、室町時代の建築群を背景に

タイムマシーンに乗ってなんだか時間旅行を楽しんでいるような錯覚に陥ります。

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観音殿(銀閣)の下層の心空殿は和様の書院風、

上層の潮音閣は禅宗様の仏堂風の二層で構成されており、

異なる様式を組み合わせることでのハイブリッド的な美しさや

世界観が感じられます。

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最後に比較対象の意味を込めまして金閣寺にも登場いただきましょう。

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私の6歳になる長女は『めっちゃキンキラキン』の金閣寺が好みなようで、

38歳になる私はようやく『わびさび』が感じられるようになり、銀閣寺に一票ですかね。

さあ、あなたの好みは『金の寺?それとも銀の寺?』

正直に答えたあなたには女神のご加護があるかもしれませんね。

(金の斧 銀の斧 とのハイブリッド)

この記事を書いた人

土岐 健一

土岐 健一(株式会社アサヒ建築設計事務所)

建築設計・監理担当
共同住宅、高齢者施設、旅館・ホテル、冠婚葬祭ホール、オフィス、 学校等と幅広い経験を持つオールラウンダー。

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