このブログは、新たに都市空間についてお話する“かいわいシリーズ”を予定していましたが、数百年から千年に一度といわれる未曾有の大震災から1ヶ月が過ぎ、復旧から復興へのキザシが見え始めてきたことから、元気な仙台・宮城・東北の情報をお話していきたいと思います。
実は震災直後から1週間、実家である気仙沼の両親や親戚の安否がまったくわからず、この間、自分でも情けないことにオロオロし 、前に進む気力が湧かなかったんです。
そこには道端で、無料でマッサージをしたり、炊き出しをする元気な非日常の姿だったのです。
また、ヒアリング調査をしていた石巻では、凄まじい惨状に声も出ませんでしたが、流され放置された車に書かれた「明けない夜はない」というフレーズに狩猟採集民族のポジティブなDNAを感じるとともに、すでに復興への歩みをはじめていることに東北人の真の強さが垣間見えました。
悲しい辛い現実はあります。
でも東北は、必ずパワーアップして蘇ります。
知恵を出し合い、力を合わせて、上を向いて歩きましょう!