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まちづくり つらつら草

まちづくりに係わるさまざまな話題を“つらつら”と勝手気ままに発信します。

2010年12月のアーカイブ

今回は、いろは横丁のネガティブな面についてお話したいと思います。

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河北新報の夕刊版にも取り上げられましたのでご存知の方も多いと 思いますが、いろは横丁は、正式には中央市場商業協同組合という法人で、組合の定款では、組合員の資格は『組合の地区内に事業所を有し、卸売業、小売業またはサービス業を行う事業者』と明確に定められています。
しかしながら、現在約7割の組合員が第三者のテナントに賃貸し、『大家化』しているという定款違反の状態が長く続いているんです。
 
この状態を行政も見過ごせるわけもなく、賃貸ししている大家組合員に営業権をテナントに譲渡し、そのテナントを新たな組合員にするよう指導し、組合理事の皆さんも説得しているようですが、驚くことに定款違反ではないと言い切ることができる(居すわり)組合員!もおり、これが長年、亡霊のように再開発が現われては消え、消えては現われる根深い温床となっているようです。
 
いろは横丁であたりまえに商売をする組合員はもとより、テナントさんでも一生懸命まちづくりに参加し、がんばって商売をしている方もいれば、ザンネンなことにまちづくりで活性化すると人が多くてうるさくて困る(再開発できなくなる?)という一部のクレーマー型大家さん組合員!もいて、足を引っ張ってきたのが、今までのいろは横丁の現状だったんですね。
 
本来の商業協同組合として、健全な商業施設の姿に戻れるよう、将来のいろは横丁のグランドデザインを組合員自らが考え、少しずつ実行できるように2011年も「ヨソモノ ワカモノ(気持ちはワカイ!) バカモノ」に、さらに徹して、いろは横丁のまちづくりに少しでもお役に立てればと考えています。
いろは横丁って魅力的な都市空間なんですけどねぇ。
 
今回が、今年最後のブログとなります。最後までお読み頂いた皆さまありがとうございました。
それでは、良いお年をお迎えください。

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