今回は、Jリーグのベガルタ仙台とまちづくり活動についてお話したいと思います。
いろは横丁のまちづくり活動は、当初、お店の経営者の方々、在仙のまちづくりに関連する研究をしている各大学の先生方と学生さん達、またJリーグのベガルタ仙台の地域貢献推進課のスタッフの方々と活性化するための企画を検討することから動き出しました。
ここでみなさんが不思議に感じるのはJリーグのプロサッカーチームであるベガルタ仙台が、なぜ、いろは横丁のまちづくりを応援しているのかということではないでしょうか。
いまでこそ、企業の社会貢献活動や社会的責任(Corporate Social Responsibility)は、常識となりつつありますが、すばらしいことにJリーグでは選手による社会貢献活動を義務づけて、積極的に推進しているんです。例えば養護施設や高齢者施設への慰問、学校への訪問授業、ホームタウンイベントへの参加など、スタジアムを出て積極的に社会との触れ合いの輪を広げているんですね。
ありがたいことにベガルタ仙台さんは、社会貢献活動のひとつとして、いろは横丁を応援してくださり、いろは横丁もベガルタ仙台を、横丁をあげて一所懸命に応援するという「スポーツと横丁」という全国的にもめずらしいコラボレーションからユニークなまちづくり活動が生まれたのでした。
例えば、昨年ベガルタ仙台が、J1に昇格する大事な試合や今年の開幕戦など、スカパーさんの協力によりパブリックビューイングを開催し、ベガルタ仙台の山路育成部長に解説していただくという贅沢なPVを行うなど、多くのサポーターの方々といろは横丁の皆さんが昇格や初勝利の喜びを分かち合うことができました。
また、いろは横丁でパブリックビューイングをすると奇跡が起きるとの都市伝説も生まれるなど、当初想定していなかったさまざまな効果が生まれています。
これからもいろは横丁は、ベガルタ仙台を応援する街なかの拠点として成長していけたらいいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。