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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

せんだい拡・脱・超。

アヂィ~。
タカコ先生は、暑気払いの一杯目から乾坤一をゴクリ。
本日の持ち込み肴は、矢本のチアキくん謹製の四川胡瓜。
堅くしまったイボ感が、瑞々しい瓜の芳香をポリっと漂わせます。
付けるのは、屋台で売っていた南蛮味噌。
「暑くて野菜が可哀そう」と一所懸命売り子する、ブルファームの新人
・大阪娘に、味噌こそドレッシングと教わったらしい。

まったくもって美味絶妙な食感は、河童のキモチが良く分かる。
熱々のドンドン焼きにお替わりビールがはずむ頃、タカコ先生も人心
地戻り、改めまして一宮をご注文。
それでは、本日の持ち込みデザート、ベルギーショコラをどうぞ。
世界のチョコの総本山ベルギーから、なぜか仙台にショコラティエが
降り立ってショップ開店。ちょっとユーロな甘さは、懐かしい“向こうの
街のチョコ屋”の味です。

今の商売を今のまま行うのを「現・仙台」とすれば、新しいチャレンジ
をするのが「脱・センダイ」、今の商売を新たなマーケットに広げるの
を「拡・せんだい」、新チャレンジで新マーケットは「超・SENDAI」。

博多のように屋台はないけど、昭和の風情のこる横丁ありマスの現
・仙台で呑みながら、フランダースからチャレンジに来た脱・センダイ
のチョコレート、日辺の農家が街なかに出張ってマルシェを開く 拡・
せんだいに賛辞。

「ベルギー、フランス、あとはイタリアだな」
横丁店主のなつかし親方が語ります。
「なんたって支倉常長公は、400年前、日本人で一番最初にイタメシ
を食った男だ」
なるほど!ダテでイタリアンな食とデザイン、超・SENDAIかも。
興奮する実は歴女先生の横に、マルシェ帰りのブル氏が闖入。
「オレも400年・十五代目の百姓だからね」

ダカラはさておき、今も仙台発・仙台着は進化しているのです。
そして、昔から仙台にあるモノ・続くモノがあります。
ナイものねだりより、アルもの探しが街づくりの基本かもしれません。

※画像は本文と関係ありません
 

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この記事を書いた人

大志田 典明

大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)

マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。

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