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ちょっと知りたい不動産の一口知識

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2015年2月のアーカイブ

歳を重ねてから、晩酌をするようになった。

我が家には日本酒の一升瓶が6本も入る酒専用の冷蔵庫があるが、燗酒を余り飲まない冬は、もっぱらウイスキーかバーボン、焼酎のお湯割りを嗜む。

時間がある時は早い時間から晩酌用のお新香を漬けたり、肉じゃがや肉豆腐を作ったりして夜に臨む。

一人での生活が長くなると必然的に料理作りが上手くなるものだ。

私は外食時には、和食ならこの店、肉なら、寿司ならこの店と馴染の店が決まっているので、その時々に食べさせていただく美味しいものの作り方を板前さんに教えて貰う。

この時期は何と言ってもの「仙台せりしゃぶ」が大のお気に入りだ。鴨出汁でとった汁の中で食する仙台芹のあの食感と根っこの美味しさ、そして鴨スープの味は格別である。

他店でせり鍋を注文すると出汁は鶏肉が多く、豆腐やネギなど他の食材が入っていて、少しがっかりする。せり鍋はせりのみを味わう独特のもので、出汁は鴨肉に限り、出汁のできった鴨肉はあまり食さない。

過日、スーパーに買い物に行くと肉のコーナーで鴨肉を見つけた。運よく根っこの立派なせりも売っている。これはせり鍋を作らなければと即買いして、調理開始。まず、せりの根っこを歯ブラシで丁寧に洗う、特に根と茎の付け根をごしごしとして土等のごみを洗い流す。これが少し大変な作業だ。薄口醤油に鴨肉を入れ、じっくりと煮出した後は、せりを入れて完成。まーまーの出来具合でなかなか旨い。

もうすぐ時節はずれでせりも食せなくなるが、牛タンとともに仙台の新しいグルメとしてお勧めしたい。

芹鍋1.png芹鍋2.png

この記事を書いた人

松本 真明

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