仙台近郊では田植えの時期もすぎ、5月ももう半ばですね。
仙台は5月がもっとも美しい時期だと思っています。キサラです。
なぜかといいますと、なんといっても市街地のケヤキ並木。
ついこの間まで裸だった梢にも
あっという間に若葉が芽吹き、その淡い緑が
晴れた日にはきらきらと輝くようでうんと綺麗なのです。
「杜の都」と呼ばれ、ケヤキが仙台市の
シンボルとなって久しいように思いますが、
さて、それはいつからなのでしょう?
ということで、簡単に調べてみました。
仙台市街地のケヤキは
戦後の復興計画で植樹されたのがはじまりで、
70年近くの歴史を持つものなのだそうです。
青葉通りのケヤキは現在、地下鉄東西線の工事により
すこしさみしい様子になっていますが、
工事が終わり次第、ふたたびケヤキが植樹される予定です。
(もともと植えられていたケヤキの一部は
現在西公園に移植されているとのこと)
東西線の完成後、ケヤキの成長とともに
どのような街の景色が見られるのでしょう。楽しみですね。
ともあれ、新緑の時期はそう長くありません。
通勤・通学でいつもの道だという方も多いかとは思いますが、
街中を歩く際にはぜひ梢の先を見上げてみてください。
いつもより少しだけ早起きして、
定禅寺通りのベンチで朝ごはんを食べるのもおすすめですよ~。
本日はあいにくの曇天でしたが、撮影の際
一瞬だけ陽が差したのにしあわせを感じたキサラでした。