蔵王の山並みにはまだ白いものが見えますが、日差しも強くなりあたたかく、窓を開けることも多くなってきました。そこで今回はブラインドの話しをしたいと思います。
ブラインドとは皆さんも知ってのとおり、太陽光や風を遮ったり、光の量を調整する窓につける日よけのことです。また、外側にいる人の視線から屋内を隠しプライバシーを守ります。起源はと言えば、およそ5千年前のエジプトのファラオ王朝にさかのぼり、その後ペルシャに渡り、中世にイタリア、ヨーロッパに広がっていったみたいです。
ブラインドにはたくさんの種類がありますが大きく分類すると、よこ型ブラインド・たて型ブラインドがあります。
*よこ型ブラインド・・・・・・・スラット(はね)を水平に組み合わせた形で、スラットを内側・外側に回転させ、窓から入る光の量を調整します。また、外からの視線もカットします。ブラインドは上下に動きます。べネシャンブラインド(ベネチア発祥の為)とも呼ばれています。
*たて型ブラインド・・・・・・・ルーバー(はね)を垂直に吊るした形で、ルーバーを回転させることで窓から入る光の量を調整します。ルーバーの向きを窓面に向けて垂直にするとルーバーの間から景色がよく見えますが、逆に丸見えになる危険性もあります。ブラインドは窓と同じ左右に動きますので、出入の多い掃き出し窓に適しています。別名、バーチカル(垂直の)ブラインドとも呼ばれています。
ブラインドは、事務所っぽくて家には合わないのでは?・・・・・と思っている方もいると思いますが、アルミ製・木製・布製さまざまなものがあり、カラーもデザインも素材感をいかした多彩なコーディネートが楽しめることができるので、インテリアの仕上げにはもってこいだと思います。