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「目黒のさんま」ならぬ「目黒のとんかつ」

   P1000019.JPGのサムネール画像先日、クライアントから「東京に美味しいとんかつ屋があるので、今度行きましょう」というお誘いをいただきました。とんかつは人生最後の晩餐、と決めている私にとって非常にうれしいお誘いでありまして、「どんなとんかつが食べられるのだろう」とわくわくしながら店に向かいました。

場所は目黒駅の近くで、店の名前は「とんき」。東京でも有名なお店で老舗らしいです。店の前で待ち合わせをしたのですが、ちょっとの時間に「これだけ人が入るの?」というくらい、客の出入り(出は少なく、入りが多かったのですが)がありました。営業は午後4時以降ということで、昼食で食べようと思ってもダメです。

中に入ると、大きなコの字型のカウンターがあり、そこにびっちり客が座っていました。50人くらいは座れるでしょうか。その後ろ側に一列に椅子が並んでいて、順番待ちの客がたくさんいました。客が入ってきた順番もきちんと覚えていて、カウンターが空くとすぐに客を案内するオペレーションも気持ちのいいものです。

カウンターの中はオープンキッチンになっていて、そのなかにフライヤーがあり、次から次へと手際良くとんかつを揚げています。厨房がオープンになっているとんかつ屋は初めてですが、店の中も決して油っぽくはありませんでした。板前さんたちの動きもキビキビしていて、見ていて気持ちいいものです。老舗らしい気遣いがあふれています。

肝心のとんかつの味はというと、やはり繁盛しているだけのことはあります。衣は今流行の大き目のパン粉を付けてサクッと揚げるというものとは一線を画し、薄めのカリッとした食感のもので、肉はしっかりと旨みのあるロースを使っています。全体にあっさりとした揚げ具合であり、シニアの方々にも人気があるのも頷けます(実際店内には高齢の方々が非常に多かったです)。

このようなこだわりと特徴を持った店は、遠くからも客を集めることが出来ます。蕎麦好きはいろいろな蕎麦屋を食べ歩きますが、とんかつ好きとしても、蕎麦好きを見習って、体脂肪と相談しながら各地のとんかつを食べ歩いてみたいものです。美味しいとんかつ情報をお待ちしております!

この記事を書いた人

針生 英一

針生 英一(ハリウコミュニケーションズ株式会社)

地域活性化仕掛人。
企業セクターのみならず、行政セクターやNPOセクターとの幅広い連携を通じて、新たな地域の枠組みづくりを手がける。

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