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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2021年3月のアーカイブ

私事ふたたび。

起業して3年目の春、がむしゃら続いて2週間程の入院明けに
何度も留守電いただいた大先輩へようやく連絡。

あのね、少しさ、力貸してよ。
少しが月1、そのうち毎週になって、駆け出しの時分に疾風怒濤の
体験機会を与えてくれました。
企業支援に役立つ以上に、自身の貴重な実践道場となった経営塾は
ダメ出しではなく、具体的にどうすれば良いのかを助言する姿勢を
培う場となりました。

仕事帰りの夜半、DRCのフィーヌをごくりと一口。
旨いねぇ、これ、もう一杯。
思わず止めるマスターに耳かさず、ボトル明けたバッカスの豪快さ。

高橋四郎翁。
型が完成しているから型破り。
宮城の中小企業に、プロダクトアウトではなくマーケットイン、
勘と経験だけでなくビジネスモデルを徹底した熱血の塾長。

四郎さん、有難うございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

※二階堂製麺所・手延うどん翔の舞をクレマンと。献杯。

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あなたはどこにいましたか。
大切な人と一緒でしたか、それとも一人でしたか。

3・11
その瞬間から、わたしたちの普通ではない生活、
けれど当たり前の今が始まりました。

雪が降ったあの日。
ロウソクで店を開け、帰宅する人たちに暖かい珈琲を出し続けたカフェがありました。

まちなかでおにぎり一個400円に驚いた翌日、
いつも通り一折10000円で握り続けた鮨屋がありました。

余震で再び暗くなった夜。
修理途中の店を諦めてキッチンカーで再出発を決めた料理屋がありました。
そした沢山のシェフが、親方が、街で、浜で、炊き出しを続けました。

あれから10年。
豪雪、震度6の余震、そしてコロナの時代。
そうです、みなさん!今度は飲食店のみなさんにご恩返し。

テイクアウトして飲みましょう、デリバリーして食べましょう。

いつでも、一人でもできる地元の応援。
わたしたちの口福で、仙台を、宮城を、東北を元気にしませんか?

※2011年6月、震災3ケ月後に突貫発行されたフリーマガジン「アクタレイア復興支援特集」。
電気もガソリンも不十分だったあの時、笑顔で営業している仙台・宮城の102店を紹介しています。

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この記事を書いた人

大志田 典明

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