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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2011年1月のアーカイブ

 あっという間に天地人も2年前!

新潟は上越市に春日山を参詣すれば、謙信公が籠った毘沙門堂
がそのまま残り、眺望は戦国をせます。
もうひとつの城、高田城下には親鸞聖人が眠る浄興寺、江戸から
続く十辺舎一九ゆかりの飴屋さん、その名も餅屋というもちやさん
から、夜から開けるトンカツ屋さんと、S級見処もB級買喰いもまち
歩きにことかきません。
 
中でも雁木通り仲町にある、S級の見処・食処が今なお昭和建築
の風情たたずむ料亭、宇喜世です。
 
歓喜橋というゲンのいい赤橋を渡ると、今世の憂いを払い、七転
び八置きに旦那衆を元気にした(気を元にする)との由。
なるほど、縁起良い赤ダルマの門をくぐれば、国登録文化財の館
が出迎えます。
文化財を、観るだけでなく今なお席亭として食事ができるのは、最
座布団坐りがお気に入りの身に感激ものです。
 
増改築で入り組んだちょっと迷楼な木造三階や、竜馬伝的圧巻の
大広間で、今や6人になった高田芸者の姐さん達が、舞えば幕末
気分のチントンシャン。
 
支配人の佐渡さん、仙台から大宮乗換・越後湯沢乗換・直江津乗
換・高田着のJR3時半、遠いところありがとうございます。
いやいや、タイムマシンのV字ルートですよ。
嬉しいですが、これと言って何もない所ですから。
 
4000本の桜舞う高田城址、夏は城堀日本一の咲き誇る蓮、日本
スキー発祥100年目のスキー場いまでも営業、日本郵便の父・
前島密翁の郷を、地元はフツーと思っているのがスバラシイ。
 
全く存じなかった上越市高田は往時石高75万石。
伊達政宗公築城普請、いろは姫御輿入れの史都へぜひ。
 
※竹の間から望む宇喜世の中庭夜景
 

 DSCF3780.JPG

杜の都にせせらぐ広瀬川の砂から創った翠うるわしいグラスたち。
呑んべが考えりゃ#1酒杯、#2グラス(いわゆるコップ)、#3細手グラス、
#4洋酒杯(オールドファッションド)、#5蕎麦猪口、#6小鉢の一献揃え。
厚み暖かく、底の重み快く、くちの触れ感気持ちよく、底に切られた
SDのロゴも良い恰好。

アトリエ主人のヨッコちゃん、通りがかりのシニアご夫妻がいたく気に
入ってくれてお買い上げいただいたー、と笑み満面です。
誰しも、好みのモノはひと目でピンと来るもの。
見れば手に取り、取れば欲しくなります。
型の良さ抜群の#6に、啜り心地楽しみな#5を各々3つ、デザイナー
の水場くんに頼んだら、あ、これで小鉢は売り切れです。
なるほど当然、実に美的。
こんなフォルム、ガラス屋さんじゃなければ考えられないでしょ。

水場くんをガラス屋さんにしてしまう、ヨッコちゃんの引っ張りなければ
復刻しなかった仙台御城下硝子は江戸後期の粋。
今の時代でも地元の自然から具が出来るのはちょっと感動です。
思いつきそうで思いつかない地域の資源、それを思いつくヒトもまた
資源。衣食住はもちろん、遊休知美なクリエティブ化が、まちづくりの
キーワードなるかもしれません。

※ジゾ氏の店で啜れる仙台ガラスの蕎麦猪口
DSCF4272.JPG

この記事を書いた人

大志田 典明

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