メンバーズブログ

マクロの眼

プロジェクトエンジニアを僭称(?)中

2014年11月のアーカイブ

不詳もとい不肖カサマ、芋煮には命を懸けております。

芋煮が近くなるとコンビニでも薪が売られ、街中が産業革命時のバーミンガムのように煙に包まれる我が街仙台。

今年も用意周到に芋煮が準備されているようです。

***********************************************************

2014年10月13日 コミューナ・トランスレーション・デザイン有限責任事業組合事務所

【芋煮スタンディングバイ】

今度の日曜日、一年ぶりに使う「芋煮会道具」をチェック。

朝から1500ぐらいまで、不足する道具の調達や整備で終わったですよ。

(鍋の炭を完全に落とすのを忘れていた・・・)

芋煮会01.jpg

どんなに忙しくても、「芋煮会」だけは休日返上でも準備。

これぞ南東北人の真骨頂

それはともかく、今回の当組合の芋煮会では、山形県真室川(まむろがわ)の伝説の伝承野菜「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」を使用予定。

映画「よみがえりのレシピ」でご存知の方もいるかもしれませんが、この希少種、先々週不肖カサマがこの芋煮会のために真室川まで収穫しに行ってきたですよ。しかもわざわざ仙山線で、「奥新川駅」という秘境まで行って食べるというストイックさ。

なんという贅沢。

なんという心意気

あと若干名は参加可能かと思いますので、どうしても次の日曜日参加したい!という方は、カサマまで。

#この投稿に対するコメント

T氏: して、これは宮城県民の伝統行事であるとともに、笠間にとっては野戦への備えでもあるという...

カサマ :T様 まさに。まあ、震災の時にどこの避難所でも何処からともなく巨大なこの芋煮鍋が出てきて、皆で飢えをしのいでいる様子を見たとき、実によく訓練されている市民たちだと感心したもので。モンゴル兵団かと。

2014年10月14日

【芋煮トランスポーター】

週末の芋煮の為に、巨大鍋を自転車にて輸送ッ!

スーツ姿の中年男性が、ツーリング用自転車の荷台に黄金に光る巨大鍋を載せて、仙台の高層ビル街の中を夜間輸送する姿は、まさに芋煮帝國であるところの仙台で良くみられる秋の風物詩なのでした。

芋煮会02輸送_o.jpg

芋煮会とは、ここまでして行うものなのです。

だがこの大きさ・・・。この前収穫した甚五右ヱ門芋の量じゃ、絶対間に合わないわ・・・。

芋煮会03輸送_o.jpg

芋煮会04輸送_o.jpg

IMONI(いもに) is not just a kind of potato festival but also one of the most important and sacredest ceremony in Tohoku area.

Look at these pictures.

The big golden pan is the symbol of wealth, prosperity and Rea-zyu hear in Sendai city. People caring this big pan are named "IMONI transporter". Transporting the IMONI golden pan is really tough and dangerous mission. The ferocious enemies who are hungry for potato may attack him. That's why IMONI transporters are respected by citizen in Sendai.

Although, some people passing by laughed at me...

Oh, this is the traditional art of Japan, isn't it?

2014年10月18日

【仙台芋煮会のナゾ】

自転車の荷台に薪を載せ、スーツ姿で五橋のビル街を走っても、意外と違和感ありませんな?

ちなみにサイドバックの中にももう一つの薪が。。。

芋煮会05輸送_n.jpg

この季節、都市部のビル街を巨大な金色の鍋や薪を抱えても、さほど違和感がない(?)のがこの街の特徴ですが、流石に何人からか疑問を頂いたですよ。

「いや、なんでクルマ使わないの?」

ははは。

何と野暮な!

確かに20世紀の頃は、普通に芋煮会で飲んだ後もクルマを運転げふげふ(以下自主規制)。

鉄道社会の首都圏では、芋煮会でクルマを使えるか分からぬ。

すなわち、これは仙台風芋煮会が首都圏進出を狙うための、壮大な実験・・・!

こいつはど偉いシミュレーションッ!

奥新川でできるのなら、二子玉はおろか、奥多摩やアルデンヌの森でもできるはず。

まさに山形風芋煮会や秋田芋の子遠足をグローバルで打ち負かすための、深謀遠慮なのです。

2014年10月19日

【芋煮は終わりぬ】

オペレーション『コミューナ奥新川芋煮会』完了。

芋煮会06実施_o.jpg

芋煮会07実施_o.jpg

芋煮会08実施_o.jpg

これで私の秋は終わった。

明日からはです。

伊達にニッカ仙台工場のさらに上流ではありません。

おそろしく澄んだ清流の前で、激しく火を焚き芋煮を食し、どんちゃん騒ぎ

しかも芋は噂の真室川伝承野菜「甚五右ヱ門芋」ッ!

オトナの贅沢な遊び場ってやつですな。

ココだけの話、張り切って河原を走り回ったりしゃがんだ姿勢で火を管理していたりしたら、今職場で足が筋肉痛で変な歩き方になっています。

いや2日後に筋肉痛じゃない分、これは若さの象徴だと自分に言い聞かそう。

*********************************************************

遂に芋煮終了ッ!

このJR奥新川駅を降りて15分ほど歩いた「長命水」エリアは、気軽に行けるが自然を堪能できる隠れスポットであります。

これほどの装備量を電車で輸送するのは、いまどき我々だけだと思いますが、NHK連続テレビ小説「マッサン」で知られる、ニッカ創業者の竹鶴氏がこの地を「約束の地」と言ってウィスキー工場を建てるほどの清流。

周辺は熊やサルなどの猛獣が生息するこの自然観環境。

「やっぱり田舎の山形に近いから、最高の自然だねぇ」などと言っていいるセンダイジン達。

だがしかし、この猛獣住む素晴らしい自然環境地域は、仙台駅前と同じ仙台市青葉区内と言う事実。

この記事を書いた人

笠間 建

最近書いた記事

他のメンバーを見る

  • ちょっと知りたい不動産の一口知識
  • 四方山雑記帳
  • hariu Blog
  • めっけもん
  • 仙台・宮城のうまいもの&直売所めぐり
  • コバチャンの深〜い話
  • 小さなギモン調べてみました!
  • 建築と風景
  • ぽらぽら物語り
  • ほっとひといき!
  • マクロの眼
  • ローカル・グローバル
  • トキの目
  • 空飛ぶ「こころ」
  • 黒ひげのモノローグ
  • まるでかく
  • 女将のつぶやき
  • インフォメーションブログ